動物用トンネルも開通!
かねてより、津付ダム付替え道路及び東日本大震災津波からの復興支援道路として、岩手県が事業を進めてきた一般国道397号「津付道路」が10月26日に開通しました。
当社では平成22年~23年に関連工事を手掛けたことから、開通式と開通パレードに招待していただきました。
津付道路は、津付ダム建設事業で水没する予定区間の付替え道路として整備されました。ダム建設は東日本大震災により中止となりましたが、津付道路は内陸と沿岸を結ぶ復興支援道路と位置づけられて建設が進められました。事業開始から、約10年をかけて開通となりました。
津付道路は延長2,660mあり、急カーブや急勾配の解消や大型車のすれ違い困難の解消など整備効果が期待されます。また、環境に配慮し、希少植物の移植や動物の移動もしたそうです。動物が道路へ進入しないための防止柵や、動物用トンネルも設置されました。
今後も三陸沿岸地域と内陸部を結ぶ復興道路が整備されていくようです。
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